クリニックの特徴
充実の設備
充実の設備で循環器系の各種検査が可能です。大病院や専門病院と同等の診断精度を目指しています。
超音波診断装置(エコー装置)
GE社製「Vivid T9」は高画質で、心臓・血管疾患の専門的な診断を可能にします。検査部位によってエコー検査にかかる時間は異なり、予約制で行っています。
ホルター心電図
不整脈診断等のため胸部に電極シールと小さな装置を貼り付けて、心臓の動きを24時間記録します。検査終了後の装置返却は郵送も可能です。
イベントレコーダー
7日間程度の記録を行うことで、24時間の記録では捕えられないような頻度の少ない不整脈を検出します。検査終了後の装置返却は郵送も可能です。
除細動器
クリニックには緊急事態や不整脈治療のための除細動器を装備しています。
ペースメーカー点検・管理
Medtronic社製ペースメーカーについては機器のデータ抽出・点検をすぐに行うことが可能です。それ以外は各社による定期的な点検管理を行っています。
心電計
基本となる12誘導心電図診断を行います。疾患や病状によって運動負荷検査にも対応します。
レントゲン撮影装置
基本となる胸部の撮影を行い心臓や肺の状態を観察します。
睡眠時無呼吸症候群の検査
PHILIPS社との提携により、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を自宅で行うことが出来ます。また、入院で行われる事が多い精密検査、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)についても自宅での検査が可能です。
血流脈波診断装置
四肢の血圧・脈波などを測定解析し、下肢閉塞性動脈硬化症の診断や全身の動脈硬化の進展程度を評価します。
血液検査
動脈硬化に関する脂質・コレステロール異常や糖尿病については院内での迅速検査が可能です。
高度医療の提供
北海道循環器病院との連携により、大型医療機器での診断や入院治療が必要になった場合にも十分な体制で対応します。
カテーテル検査・カテーテル治療
カテーテルとは直径数ミリの中空になっている管のことで、手首や足の付け根の血管から心臓の冠動脈や下肢の動脈まで挿入して使用します。検査では造影剤を注入し、血管の状態を診断します(冠動脈造影、下肢血管造影など)。治療はカテーテルを通して血管内から少ない負担で心臓の冠動脈、下肢動脈を中心として腎動脈や鎖骨下動脈などを治療します。バルーン拡張・薬剤塗布・ステント留置の他、レーザー照射や回転式粥腫切除など様々な方式があります。患者様は、北海道循環器病院に入院していただき、当クリニック院長が検査・手術を行います。検査のみは3日間、治療では4〜7日程度の入院期間です。
心臓CT
心臓を落ち着けた状態にして造影剤を点滴しながら専用の大型CT装置で心臓に絞った撮影を行います。主に冠動脈の状態を観察し狭心症や心筋梗塞を診断します。医療機器共同使用を利用した効率的な運用を行っており、当クリニックの患者様については、撮影と画像抽出を北海道循環器病院で、画像診断と結果説明は当クリニックで行います。
ペースメーカー植込み手術
ペースメーカ治療は、薬剤が効きにくい徐脈性不整脈(洞不全症候群や房室ブロック)の治療において重要な役割を果たします。心臓ペースメーカーは、心筋に電気刺激を与えることで必要な心収縮を発生させる機器です。電気刺激発生装置と電池が収納された本体と、電気刺激を心筋に伝達するリード線から構成されます。鎖骨下の前胸部を5cm程度切開して皮下組織に植込みます。当クリニックの患者様は、北海道循環器病院に入院していただき、当クリニック院長が手術を行います。2時間程度の局所麻酔による手術で、7〜10日程度の入院期間です。